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第748段 赤字企業は役員報酬を下げるべき
 (
テーマ 会計を活用して節税する) 令和6年7月15日

赤字会社は信用を失う

 役員報酬次第で会社の状況は変わっていく。役員報酬1,200万円は決して高いとは思わないが、赤字会社の場合は論外だ。社長はそれなりにいい生活をしていても、会社は帝国データバンクの点数的に40点台のボロ会社で、3年間連続赤字、銀行の資金繰りに窮していて、借りたところで金利も高い。信用も悪く、お客さんからの注文も怪しい、そんな状態に陥りかねない。

 しかし、役員報酬を300万円に下げて黒字にした会社の評点は3年間で50点台になるだろう。もちろん、普通に銀行取引ができる。取引先との関係も良好で、流出するキャッシュフローもプラスだ。
 しかも、その状態は単純に役員報酬1200万円を300万円に下げただけで実現できる。会社を黒字化して、会社の収入がよくなると、商売が好循環になっていく。

社会保険料は会社負担

 普段は1,200万円の役員報酬でも、赤字になったらギリギリまで削らないといけない。そもそも会社の与信が立たず、儲かっていない状態では、多くは取れないはずだ。社長が高給をとってもお金が流出するだけで、全体の信用は一向に上がらない。税引前当期利益が600万円と1,200万円なら、間違いなく後者の方が信用ある会社だ。赤字とは言わず黒字の状態でも、役員報酬1,200万円を600万円にすることによって、会社の与信は変わらないまま、キャッシュフローを好転できる。

 社会保険料を会社が負担していることもポイントだ。役員報酬が1,200万円なら150万円、300万円だと50万円の会社負担となり、100万円も違うからヘビーだ。役員報酬は、現在の黒字の場合はそのままでも良いが、赤字の場合には300万円がベストだというのが結論だ。


 文責 山田 咲道 公認会計士・税理士

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