■第290段 転職時代の退職者対策
(テーマ 従業員をうまく仕切る) 平成19年8月13日
●従業員は入れ替わる
企業には寿命がなく、永遠――。多くの企業では、社長の年齢に会社の寿命も比例し、一代で終われば20〜30年だ。うまく二代目に引き継げれば50年。100年以上続くのは、三代目、四代目に引き継げた場合である。
また社長として理想的なのは、会社という器とともに従業員が増え、年を重ねること。転職が当たり前になった現代では、長く勤める従業員を確保するのが難しい。退職者が出て、新人が入り、常に従業員は入れ替わる。その退職者が出るときに2つの問題が生じる。
●ギリギリの人員で組織を構成しない
まずは残る人にかかる負荷を組織が受け入れられるかどうかということ。会社は、常に経費削減が求められているため、ギリギリで構成している。たとえば、10人で回るのであれば、10人で組織を構成する。退職者が1人ならば残り9人にかかる負荷は1.1倍だが、3〜4人が同時に退職するとそれが大きくなって、正常に機能しなくなる。さまざまなトラブルが発生する。
それを避けるには、常に退職者が出ることを予想し、組織として余裕をもっておくこと。統計学的にいえば、10人いれば1〜2人の退職者は出る。これを想定して、新人を1〜2人を定期的に採用することだ。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
何事も、余裕が必要である。
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