■第381段 解決法1:誰が問題なのかを詰めていく
(テーマ 従業員をうまく仕切る) 平成21年5月11日
●いくつも計画を同時に行う
私がコストダウンコンサルティングを行うときには、社長の指示・命令、会社のルールを従業員がきちんと守っているかを徹底的に調査する。たとえば、「掃除しましょう」であれば、担当者を決めて、「掃除はAさんが担当です。掃除をしない人には指導・教育してください。それができなければ降格させますよ」とCheckするように伝える。切羽詰まらせないと、真剣みがない。
同時に「お客さんの挨拶まわりをしましょう」などいくつものPlanを立て、担当者を決め、ひとつ一つ詰めていく。掃除をしていなければ、担当者のAさんを呼び出す。そうすると、「忙しい」「親が亡くなった」「電車が止まった」と言い訳が始まる。「言い訳をいうのは、もともとやる気がないからでしょう。最初に指示したように降格させます」とはっきりいう。
●結果が見えるまでやり続ける
会社の状況に合わせて、私が訪問するのは毎月1回、2週間に1回、週1回などいろんなパターンがある。組織は動きが鈍く、すぐには結果が出ないが、社長と一緒に「PDCAサイクル」をやり続け、社長の指示・命令が通らないことは大問題だというモラルにしていく。
決まったことを確認すれば、誰が問題なのかは明確だ。そういう従業員は結局辞めて貰うしかない。解雇者はできれば出したくないが、ひとり出れば、社内の空気ががらりと変わる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
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