■第383段 決まったことに文句をいう2タイプの従業員
(テーマ 従業員をうまく仕切る) 平成21年5月25日
●同じ文句でも、行動が違う
営業職の場合、成績が良い者が決まったルールを守らなくても、許されることは多いが、企業モラルが乱れる。こういう人は気まぐれで長続きしないのに対し、組織のルールに則り、営業成績も良い人のほうが安定している。「ルールを守って腹八分目」という人が継続して数字を上げ続けることができる。
一方、ルールを黙って破るのではなく、文句につながることも多い。「この報告書の形式が悪い。オレは書きたくない」とAさんはいい、Bさんは「この報告書の形式が悪い。オレならばもっといいものをつくれる」という。文句をいっているのは同じだが、Bさんが「報告書の形式を簡略につくり直しました。見てください」と実際に行動すれば、企業の仕組みがつくれる人であり、大切な経営者予備軍になる。
●言葉ではなく、行動で部下を判断する
会社のルール、仕組みというのは一回できれば終わりではなく、常にAction(改善)が必要である。加えて、業務遂行のプロセスの中で管理職の仕切りが悪い、タイミングが悪いなどいろいろな問題が発生する。その際、現場の提案がないと、なかなか改善されない。
文句をいう人には、質が異なる2タイプの人間がいることを社長は見極めないといけない。上司が判断を間違うこともあるため、社長が行動で見るしかない。なお、「一生懸命しています」「努力しています」と積極的にアピールする人間は、口だけで行動が伴わないことが多い。
(一言)
性根を教えてください。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
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