■第392段　マスコミはブランディングの味方
　（テーマ　売れる営業になる）　平成２１年７月２７日

●味方はたくさんいたほうがいい

　「マスコミに出れば本や商品が売れるはず」と真剣に考えると、“瞬間芸”も、記事や番組で使ってもらえるという感謝もできない。テレビの取材は30分撮影して、番組で使われるのは１分程度のこともある。「もしかしたら、売れるかも」と軽く考え、趣味や遊び、おつき合いと考えたほうがうまくいく。

　私が取材を受けるのは、おもしろいからだ。知らない人と出会え、相手のニーズを考えながら、話したい内容をどれだけおもしろく説明できるか――。仕事が忙しいといっても取材は１〜２時間程度であり、居酒屋で酒を飲んでいるのと大差ない。マスコミの人に気に入ってもらえれば、ブランドづくりの味方になる。取材をきっかけに、どれだけの人を巻き込めるかに重点を置いている。

●マスコミに出ることが、目的ではない

　『バカ社長論』やこのメルマガは、エース会計事務所と山田咲道という２つのブランドを形成するための財産であり、販売促進や広告宣伝をするツールだと考えている。やり手の広告宣伝マンになれば、ブランドを高められる。

　広告宣伝マンに徹するために、取材という限られた時間の中で愛想よく、自分のいいたいことと相手が聞きたいことをマッチングさせて、わかりやすく簡潔に説明する。こうした初対面の人に“瞬間芸”をするのは、営業も同じであり、これができないと商売にならない。

　文責　山田　咲道　公認会計士・税理士
　中央区の税理士　エース会計事務所　会社設立できる公認会計士　東京都

（一言）

　身を低くしてみるとすべてのものを活かすことが出来るのだ。（石川洋）

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