■第414段 納期が早いことが営業になる
(テーマ 売れる営業になる) 平成22年6月21日
●納期を早くするのは管理
黒字体質にするには、安いコストで最大効果を生む組織をつくることだ。A社では3日かかるサービスをB社では1日で上げれば、コストダウンになるうえ、営業にもなる。
営業というと直接お客さんから注文を受けるというイメージであり、それが一番大切だととらえられているが、コストダウンと併せて納期という視点で考えると、管理部隊が営業として行動できる。
たとえば、Amazon.co.jpでは、在庫があれば1〜3営業日で配送される。配送が早く、品数が多いことから、お客さんに支持されて、売上を伸ばしてきた。さらに配送期間を当日または翌日と短くして、送料無料にするという「Amazonプライム」(年会費3900円)もヘビーユーザーには喜ばれている。
●「営業でなくても、営業ができる」
Amazon.co.jpで売上を伸ばしているのは納期であり、営業ではない。わかりやすくいうと、「営業でなくても、営業ができる」のである。
単純に考えれば、納期が早いということはコストダウンになるが、納期を早くすることは、管理の水準を大幅に上げるということにもつながる。もちろん、納期を早くする仕組みをつくらなければ実行できないが、最も大切なことは情報の正確性だ。第415段以降で詳しく説明する。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
受注だけが、営業ではない。
よろしければ、ぜひご購読をお申し込み下さい(Presented By )
サイト内検索
〒104−0045
東京都中央区築地2丁目11番9号RBM築地駅前ビル6階(地図)
TEL 03−3516−8941 FAX 03−6740−1328
E−Mail ace@jobtheory.com
URL https://www.jobtheory.com/
会社経営とは 戦う経営ブログ 社長の道!『仕事の徒然草』
前段へ 次段へ
TOP サイト内検索 テーマ別 日付順(No順) 最新号
|