■第418段 部下の時間をムダに使わない
(テーマ 売れる営業になる) 平成22年8月16日
●「オレが一番」の誤解
どこの会社でも、自分の仕事をもっているマネジャーは、自分の仕事を片付けてから、指示を出すことが多い。自分の仕事をメインしているダメ上司は、送りバントをしなければいけないのに、ホームランを狙っているような状況だ。自分はホームランを打って3割5分の打率を誇っていても、チームは最下位。
ひとりで働くよりも、10人の部下を使ったほうが強い。そのためには指示を早くして、10人を活躍させることだ。部下が遊んでいる時間が多ければチームが最下位になる。それなのに、ダメ上司は「あいつらダメだけど、オレがやっているから、なんとかなっている」と誤解しているわけだ。
部下を使わないで、オーバーフローしている上司は、「オレが残業しているんだから、お前たちもしろよ」と強制することになりがち。そういわれた部下たちは、「お前のせいでスケジュールが狂っているのに……」という不満が強くなり、いつまで経っても、チームの力は発揮できない。
●誤解のないように指示を書く
指示を早くするために大切なのは、メールの情報を正確にすること。曖昧な指示だと、部下は聞き直さなければならず、上司もまた返信をするという手間が生じる。コミュニケーションの情報のスピードを上げるために、グループウェアで管理する会社が増えているが、うまく部下を使うには、誰でも理解でき、誤解のないような指示を早く書いて送ること。
部下は「了解しました」という返事で済むように書くのが望ましい。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
一頭の虎より十匹の狼を目指せ。(小菅正夫)
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