■第420段 「高品質で低価格」が利益を生む
(テーマ 売れる営業になる) 平成22年9月20日
●品質を良くして価格を下げる
品質というと製造の仕事と考えやすいが、営業に直結する。たとえば100円で売っている自社の商品があり、同業他社も100円で売っているとする。その中で競争力をつけるには、50円の自社の商品原価を、品質を良くして40円にして、80円で売る。つまり、「高品質で低価格」という矛盾したことを考えるわけだ。品質が良くなって値段が下がるのは、お客さんに喜ばれる。
「高品質で低価格」の商品・サービスを提供することは、すべての会社が目指すべき道である。この代表格がユニクロとニトリだ。両社ともSPA(製造小売業)であり、企画から製造販売まで行っており、中国を中心としたアジアでの委託先工場の新規開拓、および信頼感を強める努力をしている。ニトリの原料調達先はチリやニュージーランドなどさまざまだ。
●安くても、品質が悪ければ二流
「高品質で低価格」の商品・サービスを提供するためには、世界中で原価が安くて質のいいものを仕入れ、安くて高品質に仕上げる工場を徹底して探さなければならない。これは営業ではなく、管理である購買部などの仕事だ。困難な道であるため、実現できれば、他社は追随できないから独走できる。
仕入先を叩いて、安くして悪いものを入れるのではなく、安くて良い業者を見つける。どんなに安くても、品質が悪ければ、一流にはなれず、二流扱い。一流でも、二流になった段階で付加価値がなくなる。
文責 山田 咲道 公認会計士・税理士
中央区の税理士 エース会計事務所 会社設立できる公認会計士 東京都
(一言)
品質一番、価格は二番。
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